夏の花の中に小さな虫がいます。(スリップス、アザミウマ)
花びらの間に1mmにも満たない小さな虫が見えたら、それは「スリップス」「アザミウマ」と呼ばれる害虫です。
花びらの汁を吸って、花びらを傷めます。特に白色や淡い色で花びらの先が茶色くなり目立ちます。
がっかりしますよね。
花びらの間に入り込んでしまったら、防除は大変難しいので、
お庭に広がってしまったら、一度、開花している花は取り去り、その段階で「モスピラン」を散布します。
周辺の草花や雑草にもいますので、ついでに散布しておきましょう。
散布が難しい方は、「ダイリーグ」を土の上にばらまいておくと楽に駆除できます。
ただし、花びらの間に入っているのには効果がありませんので、
やはり、開花している花を取り去り、リセットして防除を始めたほうがよさそうです。
綺麗な花の間に入り込む、憎っくきスリップス。
6月~7月がピークです。
モスピランはコガネムシやアブラムシにも効果があります。
ダイリーグも基本的な害虫に効果があり、夏場は1か月に1回程度、ばらまきましょう。カイガラムシにも効くように思います。